2009-01-01から1年間の記事一覧

ホームレス

友人たちと街で遊んでいるとそのうちの一人がここらに住み着いているホームレスの話をし始めた。悪いホームレスではなさそうだったが私はあまり興味がなかった。しかしあとで私だけ駐車場に出てみるとそのホームレスと思しき男が立っていた。老人というほど…

幽霊

長い昼休みの時間。 学校の裏のほうにある今は使われていない旧校舎へQと一緒に行ってみた。外に面した明るい廊下を歩くがなんとなくいやな感じがする。Qが奥の方を差し「あっち行ってもいい?」と言うので「私はここにいる」と答えた(その言葉は自分でも驚…

宙に浮く

学園祭の後片付けのため朝早くに猫の小さなアパートを出た。外は曇り空,河川敷はごうごうと風が吹いており居たのはBひとりだった。片付けながら鋏を手に取り空にかざすと宙に浮くことができた。少し踏ん張ればかなりの高さまで浮くことができる。身体は強い…

ティンカーベル

猫と二人でプールに出かけた。トランクを開けると猫の水着はにぶい光沢のあるコバルトブルーで,リボンやらチュールレースやらついておりまるでバレエの衣装のようである(しかも色違いでエメラルドグリーンのものも用意していた)。対して私の水着はなんの…

浮気

園と浮気しているところを鳩に見つかった。電話しても出ないので恋人といちゃついているのかと思い部屋を覗いてみたらナント元恋人だったということだ(私の部屋は一辺全面ガラス張りだから丸見えだ)。喚くように私を叱りつける鳩を見て,なんと面倒くさい…

目脂

右目の下瞼をひっくりかえして目脂をとっていたら,プラスチックの白いS字フックが出てきた。そりゃーごろごろするわけだ。はてな夢日記

兎男

友人の兎男と一緒にアート関係のレセプションに参加する。会場は様々の人でごった返しておりひどく賑やかである。兎男の友人でサーフィンが趣味だという男性と偶然出会い少し話をした。なぜか多くの人から「アドレス交換しませんか?」と声をかけられたが,…

宇宙

恋人とバスに乗ってやや遠くの美術館にゆく。長い廊下の左右にドアが美しく並んでおりそれぞれ8畳ほどの部屋に繋がっている造りである。なんということのない展示だったが見ているうちに空き部屋への搬出作業が始まりまた別の展示が始まった。セミプロのアー…

因果

「結局またバンドマンと付き合ってるよ〜因果だね〜」と笑いながら話している。本当にその通りだ。はてな夢日記

タビオ

後輩のタビオと帰り道を共にした。雨上がりの空は白く濡れそぼっている。やけにはにかみながら話すタビオはいつになく可愛らしく見える。「つき合ってみない?」と言い出したのは私のほうだった。どうやらタビオは以前から私のことが好きだったようで(薄々…

自転車を長いこと走らせてやっと水色の壁の大きな倉庫にたどり着いた。赤い四角に白抜き文字のロゴはユニクロかと思いきやよく見ると「UNICLO」である。中は人の気配はまったくなく自由に歩くことができたが,奥に進もうとするとどの道にも必ずシャッターが…

処女

友人の熊子が誰かに「熊子って処女?」と訊かれている。熊子はなんでもない様に「ううんー違う」と答えた。そのくらいのことは私も薄々知っていたが,あらためて本人の口から聞くと妙な感じがする。はてな夢日記

侵入者

ドアを開けると見知らぬ男が居た。慌てて閉じたが男もこっちを見ていたしもう見なかったことにはできないだろう。意を決して再びドアを開け,動じているふうを見せないように彼と会話をした(施錠はしたはずだ。足元を見た,ドアと床の間に少し隙間ができて…

分裂(2)

教室に入ると友人の兎子がいたので隣に座った。一見普段と変わらない様子だったが彼女も統合失調症にかかったようだった。優しい丸顔に穏やかな目元,可愛らしい声で淡々と居もしない恋人と別れた話などする彼女を見ていたらなんだか悲しくなってきた。はて…

分裂(1)

大学の門のところで後輩のみどりに会い並んで歩いていた。後ろから彼女の知り合いらしき女が話しかけてきたが内容がどうもおかしい。どうやら女は統合失調症のようだ(何型にあてはまるのかはわからないが,とにかく早口で意味のわからないことをまくしたて…

赤橙

友人の勧誘でバンドのサークルに入り今日が初めてのライブの日である。遅れて入った私はまだサークルの人たちに馴染めていなかったがその雰囲気すら楽しく一人でいるのは苦でなかった。ライブハウスは縦長のつくりでひどく薄暗く,ステージは奥の方にあった…

双六

数人の知人たちと私の家で酒の会を開いた。夜も更けて部屋の明かりも消したころ私は白人の大男に色仕掛けをやってみた。彼の恋人は今トイレに入っているしもう一人の小さな女の子は深い眠りの中である。大男は喜んで私の裸の腰を持った。私はバイトを終えて…

悪夢

黒い,切った爪の集合体みたいな奴が過去をばらしていく。怖い怖い。はてな夢日記

白髪

母親に「(髪を脱色しすぎて)白髪みたいだよ」と言われていたら本当に白髪のようになってしまった。はてな夢日記

ラブレット

唇に開けたピアスの裏側のほうが粉々に砕けてしまった(癖でいつも噛んでいたからだろう)。はてな夢日記

恋その他

髭と2人帰ろうと駅にいたらヌーがやって来て一緒に帰ることになってしまった。髭とヌーは仲が良いが私は昔ヌーに思いを寄せていたこともあり微妙な気まずさを感じた。電車はエレベーター風の近代的な造りで水平方向に移動する。小さな室内に乗っているのは私…

めくるめく悲劇

母が殺された。(叔母と表姉と4人でやたら賑やかな寿司屋に行った,たぶんあれが最後だろう)もう二度と母と話すことはないのだと思うと静かな絶望が胸に広がった。ごたごたがあったためしばらく別邸で過ごしていたが私と弟と若い女中の3人で本邸に戻ること…

ナンパ

Qと二人で男性二人組にナンパされ流されるままに部屋までついてきてしまった。当然ながら“やばそうな”ムードになり,特にそのつもりはなかった私たちは必死になってこの状況から逃れる術を考えた。しかしどうにもうまくいかず結局私はQを置いて一人で逃走し…

セックス

昼過ぎごろ我が家にエリカとMと金魚,それに男友達二人がやって来る。私はエリカとセックスすることばかり考えているがいまいちチャンスがなさそうである。なんなら皆を巻き込んで乱交パーティのようになってもいいと思うのだが,Mはどうやら私の思惑に薄々…

ひとり

モモコと二人電車に乗ってずいぶん遠くのショッピングビルへ行った。ジェニーの誕生日プレゼントを買うためだったのだが用が済むとモモコはいつの間にかいなくなっていた。私はひとりでいるのがなんとなく落ち着かず知り合いがいないかとビル内を歩き回った…

マシンガンハット

母と伯母の3人で買い物に行く。小さな縦長のビルにはせせこましく様々な雑貨店や服屋など女性向けのショップが入っている。どの店も入り口にはドアがついておりそれをくぐれば各々凝った内装でムードたっぷり,ビル全体の雑然とした雰囲気を感じさせない。出…

待ち合わせ

待ち合わせの場所は廃れたゲームセンターのような所で,がらんとした部屋のクレーンキャッチャーの前には既に猫とNが立っていた。二人は遅れてやってきた私を咎めもせず和やかに迎えてくれた。すぐに私は下半身はデニム風のレギンスのみという恥ずかしい恰好…

コンビニ

友人とふたりでコンビニに行く。中は普通のコンビニに比べると広めで静かなスーパーといった感じだった。入ってすぐのガラスに面した棚にはセール品が並べられており服やタオルなどが100円で売られていた。私は夏向けのニット素材のワンピースを手に取った。…

蜂蜜

ジャムとYと3人でYの想い人について話している。Yがなかなか相手を明かそうとしないのでジャムが席を立った隙にこっそりと聞いてみた。するとYはたいして動じもせずゆっくりと私を指さした(人差し指の先端が鼻の頭に軽く触れた)。あまりに平然としたYの態度…

ぼたん雪

狐と狗と3人で駅に向かっている。狗は酔いつぶれていて狐がそれを引きずるようにして連れており,私は先頭を歩いている。空は晴れているのに気がつくと掌に納まるくらいのサイズの雪が降り始めみるみるうちに地面を白く覆っていった。「狐は狗の家に行くの?…