部屋

モモコとMJが私の実家を訪れた。はるばる来てくれたのは嬉しかったが私は用事に少し忙しかったため挨拶だけして彼らのもてなしは後回しにした。しかし私が用事を済ましている間にどうやら母が二人を私の部屋に招き入れてしまったようである。私の部屋は足の踏み場もないような状態で他人はおろか家族すら滅多に入れることはない(というより入れない)。なぜそんな場所に彼らを通したのか,私は半狂乱で泣き喚きながら母を責めた。彼らは私があそこまでだらしない人間とは知らなかっただろう,今まで築き上げてきた私のイメージが崩れてしまう,部屋なら向かいの和室の方が多少埃が落ちていたって幾分かましだったろうに。最初は反論していた母も私のあまりの取り乱しぶりに「でも半年前よりは綺麗になったじゃない」などとフォローを始めたが私には何の効果も及ぼさなかった。私は彼らのいるあの部屋に向かうことに恐怖すら覚え風呂に浸かりながら自殺を考えた。
はてな夢日記