初夢2012

山の上の人気のないところに建つカフェはカレーが美味しいとのことで知人を誘って行ってみることにした。現地集合の予定だったが私以外の三人は遅れて来るというのでとりあえず中で待つことにする。背の低い木と湿った雑草に囲まれたログハウス風の小屋で周囲はひっそりしていたが狭い店内はそれなりに賑わっていた。中年の女性三人連れのテーブルをちらと見ると三人ともカレーを頼んでいるようだ(彼女らをよく見るとバイト先のパートのおばさま方でうち一人は喫煙室でよく会う疲れた小さな目の人だった)。約束の相手からはその後連絡がなくこのまま待っていると15時からのバイトには間に合いそうにない(ここから職場までは少し遠いのだ)。そもそもなぜ三人揃って遅れているのか,もしや私だけが仲間はずれなのかと考えかけたが流石にそれは振り切った。私は四人でカレーを食べる約束と社会的常識を一瞬天秤にかけた後バイト先に遅刻の連絡を入れることに決めた(どうせ今から行っても遅刻だ。こんなことなら集合時間をもっと早くしておくんだった。失敗した)。頭の中に何故か「しょうがないよ」という母の声が過った。
はてな夢日記